鋼と鉄の違いは?特徴まとめ

鋼と鉄は、どちらも鉄を主成分とする金属ですが、その違いについて詳しく説明を求められると答えられない方も多いでしょう。

この記事では鋼と鉄について、基本情報を紹介しています。

目次

鋼と鉄の違い

鉄は純粋な元素、または炭素含有量が0.02%以下の「純鉄」を指します。一方、鋼は鉄に炭素などの含有量を高めた合金です。

鉄と炭素の合金とすることで、鋼は鉄よりも強度が高く、加工しやすい特性を持っています。

このような鉄と炭素が主な含有量である鋼を「一般鋼」や「炭素鋼」と呼び、ニッケルなど他の成分(元素)を混ぜたものを「合金鋼」と呼びます。家電などで使用されている金属は前者の「一般鋼」が多いです。

「素材は鉄です/鉄で製作お願いします」などと言われたら、前者の「炭素鋼」を指していることがほとんどです。

鋼の種類

一般鋼や合金鋼の中でも、さらに細かく材質呼称が分かれており、JIS規格などで成分含有量が細かく規定されています。含有量によって特性がことなるので、ものづくりには適切な素材選びが必要です。

今回は鋼の中でも”鉄”のイメージに近い、一般鋼についてもう少し具体的な種類を紹介します。

SS材の特徴

SS材(一般構造用鋼、Structure Steel)は、建築や機械部品などの一般的な用途に使用される鋼材です。SS材は強度と加工性のバランスが良く、溶接性にも優れています。

錆びないように塗装やメッキなど表面処理することが多い材料になります。

SC材の特徴

SC材(炭素鋼、Steel Carbon)は、炭素含有量が比較的高い鋼材で、硬度と強度が優れています。SC材は工具や機械部品、車両の部品などに使用されることが多く、耐摩耗性が求められる用途に適しています。

金型や工具に使われる場合は、塗装などせずに焼きなましなど強度を高めることが多いです。

SK材の特徴

SK材(炭素工具鋼、Steel Kougu)は、炭素含有量が0.6~2.14%の高炭素鋼です。硬さや耐摩耗性に優れた素材で、刃物等の工具材として使用されることが多くなっています。

参考文献

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